先日のAppleのスペシャルイベントで、新型iPad Proが発表されましたがそのタイミングで12.9インチiPad Pro用Magic Keyboardにもマイナーアップデートが行われたことがわかりました。
Magic Keyboardについては、イベント内で新色ホワイトが新発売されることが発表されていましたが、12.9インチ向けに限ってはブラック版もアップデートされているようです。フランスのサイトiGenerationが入手したApple直営店への文書によると、アップデートされる前のMagic Keyboardは新型12.9インチiPad Proと互換性がない事がわかりました。
理由は、ミニLEDの採用によるiPad Proの厚みの増加で、2020モデルよりも0.5mm分厚くなっています。これによりMagic Keyboardが閉じたときに問題が発生するとのこと。無理やり旧Magic Keyboardを使用するとiPadに圧力がかかりディスプレイが損傷する可能性があります。
現在、12.9インチ向けのMagic Keyboardはブラックも注文できないようになっていて、ホワイトのモデルが4月30日から注文できるようになるのでそのタイミングで注文が再開されるものと見られています。なお、この変更は11インチ向けのMagic Keyboardには影響がなく、11インチ向けのホワイトモデルは4月30日に注文開始ですが、ブラックモデルは現在も注文できるようになっています。
なお、新しいMagic Keyboardは2018モデル以降のiPad Proと互換性があります。
【追記】米国のMagic Keyboardのサポートドキュメントが更新され、第1世代Magic Keyboardは、新型iPad Proと機能的な互換性はあるものの、完全に閉じられない可能性があることが明らかになりました。
Source:Wccftech