ソフトバンクは5日、5Gサービスについて、概要を明らかにしました。
同社の5Gサービスは、3月27日より開始し、同時に5G対応スマートフォンが4機種でます。下の機種がソフトバンクから発売される5Gスマートフォンです。
- LG ThinQ 5G
- SHARP AQUOS R5G
- ZTE AXON 10 Pro 5G
- OPPO Reno3 5G
サービスエリアについては、開始当初のエリア、2020年夏の対応エリアがソフトバンクのページで確認することができます。エリアは、都市部でも極めて限定的であり、東京23区や、大阪市内などの大都市でも対応するのは東京駅や大阪駅近郊などの都市の中心部のみになり、浅草などでも当面対応予定はないようです。ただ、ソフトバンクは提供エリアについて、2年以内に人口カバー率90%を目指したいとしています。
料金は、これまでの料金プランに1,000円の5G基本料金を上乗せた料金になりますが、8月末までに契約した方向けに2年間この5G基本料金が無料になります。この理由は、前述のように、エリアが小さいためとしています。対象となるプランは3月12日から受付が始まる「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」「スマホデビュープラン」「データシェアプラン」となっています。これらのプランに完全データ使い放題のプランは用意されず、ソフトバンクは、プラン構成について「スタートした段階では全国一斉で展開するわけでも、全ユーザーが使えるものでもない。そのため、まずは現行のプランのまま、5Gに移行することにした」と説明しています。5Gインフラが整い次第、プランを更新する考えを示しています。
同時に、5Gを活用した5G LABというサービスも発表されました。この5G LABは、5GとAR/VR/FR(Free view point Reality どの方角からでも見れる技術)を活用した「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」と、5Gの低遅延を活用した、米NVIDIAのクラウドゲーミングサービス GeForce NOWを楽しめる「GAME SQUARE」を発表しました。「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」は、一部のプランに含まれ、SNSなどのギガのカウントフリーが含まれている場合はカウントフリー担っています。GAME SQUAREは6月に提供開始されるとのことです。
Source:ソフトバンク