iFixit、新型iMac 27インチの分解レポートを公開

製品を分解し、修理についてのマニュアルを公開しているiFixitが、先日発表された新型iMac 27インチモデルの分解レポートを公開しました。

まず、カメラ部。FaceTime HDカメラは、ディスプレイパネルの背面にネジ止めされているようです。また、搭載が噂されていた、FaceIDに関わる部品は全く見当たらないようです。同レポートでは、FaceIDのパーツ自体はiPhoneに収まるので、iMacにも(FaceIDを搭載する)十分なスペースがあるとコメントしています。

次はマイク部。Appleの発表では、マイクアレイが3つ搭載されているという発表でした。分解からは、マイクが3つ、ディスプレイ下部とカメラの上部にそれぞれ2個と1個マイクが搭載されているとのこと。これにより、臨場感のある音声の収録とノイズの低減に役立っているとのことです。

今回から廃止されている、HDDとFusion Driveについてのお話ですが、SSDはHDDやFDよりもかなり小型なため、iMac自体にはもともとHDDややFDが実装されていた部分にスペースがあります。この部分には何も実装されておらず、大きな空間になっている模様です。ただ、どうやらSATA自体は残っているようです。

ワイヤレスカードはロジックボードにはんだ付けされているようです。

また、ロジックボードにはネジマウントがある模様で、iFixitは、4TB SSD/8TB SSDカスタムでの拡張ボードの実装部分であるのではないかと疑っています。

そして、CPUについても変更がある模様で、どうやらCPUが取り外せる様になっているとのこと。これは、LGA-1200ソケットがあり、どうやら換装可能とのことです。筆者が調べたiMacに採用されているCPU SKUは「i5-10500」「i5-10600」「i7-10700K」「i9-10910」となっていますが、ここまで分解することができたのならば、最上位グレード「i9-10900K」にアップグレードすることができるかもしれません。

パーツのメーカーは、RAMがSK Hynix、SSDが東芝、ディスプレイがLGになっているとのこと。Radeon Pro 5300における、メモリは4GB GDDR6になっていますが、メモリ構成は、1GBチップが4枚となっている模様です。

最後に、iFixit恒例の修理のしやすさを10点満点で評価した点数ですが、iMac 2020 27インチモデルは4点となっています。加点の理由は、メモリスロットがユーザーでアクセス可能なこと、内部のパーツがモジュール化していること、CPUが換装可能なことを挙げています。逆に減点の理由としては、内部へのアクセスのしづらさ、Apple T2チップの搭載などが挙げられています。

iFixitの分解レポートでは、X線写真や、詳細な写真・資料が掲載されています。御覧ください。

Source:iFixit

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